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Turning Point

F1中国グランプリ予選と将棋電王戦第四局。
楽しみにしていたこの2つ、奇しくも、そのどちらもが蓋を開けてみれば個人的に非常に考えさせられる展開を見せていました。

結果云々もありますので、とりあえず続きは『続きを読む』に。















いや~、なんでしょう、このなんかモヤモヤする感じ(笑)

とりあえずF1予選。
今年のF1は、システム、ルールの歪みが浮き彫りになるような、ちょっとシーズン前に自分が予想したのとは違う方向に進みつつあるような。

今回の予選では、昨年のF1シーズンを面白くした一因だと思っていた、タイヤ、これがF1グランプリの中で結果を左右するあまりに重要なファクターになりすぎることが、果たして是か非か、という命題を突きつけられたような、そんな予選だったように感じました。

もちろん私はこのタイヤの使い方の難しさが面白くした昨シーズンを大歓迎していた一人なんですが、今日の予選を見てしまうと、去年の成功を受けて、そのタイヤの性格、性能が、今年はちょっと行き過ぎのところまで行ってしまっているのかな、という疑問を感じました。

ヘタしたら今日の予選は、Q3を一台も走らない、っていう可能性もゼロではなかったみたいな消極的な予選でしたよね。
ちょっと前はQ3の前半は燃料を減らすためのパレードラップみたいになっていたときもあって、走っていればそれでいいっていうわけではもちろんありませんが、もしQ3で誰もタイムアタックしないような事態になると、これは明らかに問題がありますよね。

テレビを観ているF1ファンはもちろんですが、一年に一度のグランプリを観るために、高いお金を払ってサーキットまで足を運んで下さっているファンの皆さんにとって、これは絶対に許せる話ではないと思います。

つい先日ベタ褒めしたベッテル選手は今日の予選Q3で結局タイムアタックしませんでした。
もちろんレースで勝つためのチーム戦略であり、前戦でチームの命令に背いているベッテル選手が、立場上チームからのオーダーに今回も逆らうわけにはいかなかったというのはあると思いますが、個人的にはQ3できちんと勝負して欲しかった。
これもベッテル選手びいきの意見になってしまうかもしれませんが、予選で走らないのがベストの戦略になるような仕組みにはやはり問題があると思います。
タイヤに関しては以前から賛否両論あって、チームによっては今シーズン、タイヤの改善要求を出していたりしたと思いますが、タイヤがこのままの状態だと、今後どこかのグランプリで冗談ではなくQ3を一台も走らない、という事態は大いに有り得ると思うので、早急な解決策をF1界全体で議論する必要があると思います。


そして将棋。
F1予選が終わって、ニコ生を見てみたら、なにやら想像していたのとは全く違う展開になっていました^_^;

なんか、私が小さい頃に父親なんかと将棋をしたときみたいな、駒の取り合いの後、みたいな(笑)
将棋を全然わからない私でさえ、これはなんかいつもの将棋ではない、とわかるような不思議な盤面にまず驚きました。

そして解説の方のほとんど投げやりとも思える解説(と言えるのかも不明w)。
まぁ、プロ棋士の解説者の方にとっては、解説しようのない展開なんだとは思います。

確かにお世辞にもカッコ良い対局ではありませんよね。

でも、私はこの塚田九段の覚悟、勇気を称賛したい気持ちです。
プロ棋士がコンピュータと対局する、その決断をしただけでも私は拍手を送りたい気持ちですが、そこで、こんな何を言われるかわからないような展開の中、それでも必死になって対局をし続ける、その度胸、覚悟は並大抵のものではないと思う。

ただの対局ではなく、ネットで生中継される、それも匿名コメントで言いたい放題言われるニコ生での配信で何十万人もが観るという中で、プロだけでなく、素人にも罵声を浴びるかもしれないような泥臭い(と言っていいのかもわかりませんが)、恐らく、ご本人にとっても不本意で決して人には見せたくないであろう、言ってしまえば往生際の悪いカッコ悪い戦いを、それでも投げ出さずに最後の最後まで勝負を諦めずにやり続ける。
これがどれほどの勇気と覚悟のいることか。
恐らく塚田プロは、プロとしての地位も名誉も誇りも、全て捨ててもいい、それくらいの覚悟でこの一局に臨まれたのではないでしょうか。
でなければとてもここまでは出来ないと思います。

私達が考えなければいけないのは、コンピュータとの勝敗だけにこだわって、対等に勝ち負けを一喜一憂するということは、こういう将棋を指す覚悟が否応なしに必要になるんだ、ということだと思います。

今日の対局は、私が事前に予想していた展開とは全く違いましたが、別の意味で、将棋というものの一つの転換点、岐路になる、歴史に残る一局になったと思います。

私が前に書いたように、やはり将棋というのはその勝敗ももちろん重要ですが、その戦う過程、思想といったものが非常に重要であり、そういった美学のようなものを持たないコンピュータと勝敗だけを競うというのであれば、今日のような将棋を将棋として否応なしに認めなければならない。
コンピュータがいかに強くなっていこうとも、人間同士の将棋がなくならないと私が思うのは、私は決して今日のような将棋は受け入れられないと思うからです。

将棋の一手一手には、機械的なルールに従って駒を動かすだけではない、人の情念、気持ち、魂がこもっているはずで、それを抜きに、ただただ王将を獲る事を機械的にシステマチックに考えていくとするなら、今日の対局のような将棋が今後人間どうしの対局でも増えていく可能性を考慮する必要があると思います。

もちろん今日の塚田九段対Puella αの対局は、その最後まで諦めない必死さに個人的に観ていて感動しましたし、最後対局後の塚田さんの涙にはこちらも感極まるものがあり、決してカッコ悪い対局だったとは思いません。
ただ、それはこれが仕立てあげられた特別な一局で、塚田プロのこの一局に掛ける、想像を絶するほどの並々ならぬ覚悟があったからで、今後の将棋が毎局こんな勝負になっていくことを容認できるかといえば、それは否、なのではないでしょうか。


F1も将棋も、そのどちらもに奇しくも今日起こった出来事は、その本質を考えさせられるような、重要な出来事だったように思います。

これは偶然ではなく、勝負事を真剣にやっていくうちに出てきた矛盾、というか、本質を見つめなおす良い機会であり、F1、将棋を愛する人達で、じっくり議論を深める価値が十分ある興味深い、起きるべくして起こった内容の一日だったと思います。

これをきっかけに、F1も将棋も、より良い方向に舵を切って、さらなる面白い競技に発展していく事が出来るように願っています。

私が考えたって無駄かもしれないけど、個人的にも非常に色々と考えさせられた一日だったので、自分自身、競技に対する理解を深めるためにも、これをいいきっかけだと思って、また色々ああでもないこうでもないと、考えてみたいと思っています。
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  1. 2013/04/14(Sun) 00:01:02|
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