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Obsessiveness

遅まきながら、昨日初めて今年の大河ドラマ「平清盛」を見ました。
先日新聞に、どこかの知事さんだかが、この今年の大河ドラマの映像が汚い、みたいな事でクレームを付けた、というようなニュース記事を読んだんですが、私の印象は全く違いました。

もしかしたらもうそのクレームに対応して綺麗な映像になっていたという可能性もありますが、この今年の大河の映像は、地デジならではの「ハッキリクッキリ」な映像ではないかもしれませんが、非常に丁寧に作り上げられた、こだわりの映像に私には見えました。

どのシーンにもほぼ必ず風と煙が流れている。
これなんかは、私はリドリー・スコット監督の影響を非常に感じました。
屋外の場面では、たとえそれがセットのシーンであっても、ほとんど必ず、と言っていいくらい「風」と煙かほこり?みたいなものが舞っていて、もしかしたらこれを「汚い」と感じたのかな?と思いましたが、このこだわりはすごいなぁ、と私は感じました。
だって、これを実現するのにどれだけの手間がかかるか。
必ず芝居の前に煙やほこりを起こして、ドデカイ送風機を回して、その騒音の中で演技するわけです、たぶん(笑)
普通に撮影する2~3倍は手間がかかるはず。

露出もかなり意図的にハイライトを飛ばして、露出オーバー気味、コントラストがかなりキツめの画面にしていて、これはスピルバーグ監督の手法と良く似た印象。
これは撮影の後でCG処理などしているんじゃないかと思うんですが、これも相当の手間が掛かっているはずです。

それに俳優さんの衣装や化粧、汚しに関しても、かなりリアルさを追求したものになっていて、今までの大河ドラマで良くある、綺麗でピカピカの顔、衣装とは一線を画しているように感じました。
まぁ私はほとんど大河ドラマをきちんと見たことがないので、今までにもこういうリアルさを追求したものはあったかもしれませんが。

カメラも、手持ちカメラを多用して、ドキュメントタッチのリアルさを出そうとしているのが見て取れるし、セリフのあるメインの俳優さんの芝居のバックで関係ない動きをしているシーンも多く、これもその場のリアルさの演出かな、と思ったり。

ただ、リアルさを追求しているように見える割に、昨日見たこの平清盛のワンシーンではパイレーツ・オブ・カリビアンみたいな海賊が出てきて、そのチグハグさにちょっと笑っちゃいましたが。
不勉強でよくわからないんですが、日本の海賊もあんなだったんでしょうか(笑)
だとしたらこれもリアルさの追求の結果で、笑われるのは私の方ですが^_^;

とにかくこの平清盛は、リアルさ、を相当こだわって追求しているんじゃないかと私は感じました。
まさに天下のNHKだからこそ出来るお金の掛かった映像で、後処理にも相当お金と時間を掛けていると感じるし、映画レベルの映像を、一年間毎週放送するテレビドラマでやってしまう、やれてしまう凄さを感じて、私なんかはちょっと感心してしまいました。

なので、個人的にはちょっと感心したこういうこだわった作りの画面を見て、「映像が汚い」と感じる人もいるんだな~というのは自分としてはちょっと驚き。
以前、テレビの水戸黄門が、時期は忘れましたが、ある時期から画面がめちゃくちゃ鮮明になって、多分撮影するカメラがハイビジョン化されたんだと思いますが、もう作り物のセットでカツラで舞台衣装で、っていうのがハッキリまるわかりになってしまって、個人的に興ざめ、っていうのがあったんですが、地デジ化、ハイビジョン化されたからってなんでもかんでもその最大規格で鮮明にする必要なんかないんじゃないかと私なんかは思います。
この平清盛でも、思いっきり鮮明に、シワの一本一本まで判別出来るほどに見せることも技術的には可能でしょうけど、「作品」として見せる映像に、どこまで情報を盛り込むかっていうのは作り手によってコントロールされるべき一番のポイントのはずで、どこまでもとにかく鮮明に全部見せろっていうのは、手品のタネまで全部教えろ、って言っているのと同じくらい野暮で無粋だと私は思うし、ましてやそれを言っているのが影響力や権限を持った人物なんですから、なんだかなぁ、って感じです^_^;

ただし、私は今回の大河ドラマの手法を諸手を挙げて賛成しているワケでもありません。

今までにない新しい時代劇、大河ドラマを作ろう、という作り手側の強い意志、こだわりを感じる今回の「平清盛」ですが、NHKの大河ドラマといえば、日本全国、老若男女、とにかく幅広い視聴者が見る、言わば国民的な番組だと思うので、新しい試みが往々にしてそうであるように、時代劇としてはかなり冒険的とも思えるこのこだわりが受け入れられない、ということになると(残念ながらその可能性は高いと思います)、その方向性を修正する事になっても仕方ないかもしれない、と思います。
見てもらう人に受け入れてもらえなければ、こだわりはただのひとりよがりにもなりかねませんもんね、残念ながら。

以上、最終的にはなにいってんだかよくわからなくなった(笑)今年の大河ドラマを初めて見た感想でした。

ちなみに私個人はこういうこだわりはかなり好きで、見た単純な印象はかなりの好印象でした(^-^)

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  1. 2012/02/12(Sun) 19:36:00|
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